『 2017年酉年の幕開けです! 』
明けましておめでとうございます。
昨年は世界全体で大きなうねりが表に出てきたような年でしたね。
英国の住民投票でのEU離脱派の過半数獲得、米国大統領選挙のトランプ氏勝利、朴大統領の弾劾裁判可決など、世界中のあちらこちらで民主主義と資本主義の行き着く先に格差社会と呼ばれる状況が生まれ、それがマグマのようなエネルギーを作り出しているような感じ…とでもいうのでしょうか?
日本でも子どもの貧困率が高くなったという記事とともに、福岡でも子ども食堂のボランティアが拡がっているという話題もよく耳にしました。
また、天災も国内では熊本地震、秋には朝鮮半島の慶州で、また年末の12月には12年前に大津波のあったスマトラ島でまた地震があり、何か政治のうねりと同時に、東アジアや東南アジアの地殻のうねりまでを感じてしまうような出来事でした。
さて、今年はどんな一年になるのでしょうか?
昨年10月にご逝去された三笠宮親王は、歴史学的に人類は戦時が平時であり、平和は戦時と戦時の合間の一瞬のとき、だからこそ平和を大事にしなければなりません、というようなこと(直接の言葉は正確には知りませんがそんな意味のこと)を言われていたとご逝去のニュースで聴きました。
当社の携わる住宅、不動産業は平和な基盤の社会でこそ成り立つ業だと思います。
国家、人種や民族、宗教、そして考え方、外見など、多様性を認め合いお互いにリスペクトできる、富を求めても度を越えて求めすぎない、穏やかな世の中であり続ける日本社会であって欲しい。
子どもや孫の世代のために、その願いを持ち続け決して諦めない、人間社会は捨てたもんじゃないよ!というような明るいニュースが一つでも多くマスメディアやネットから流れてくる一 年であることを祈ります。
今年も私たちラプロス丸の乗組員は全員、自分たちの仕事と 職務に誇りと忠誠心を持ってまじめに真っ正直に取り組んで参ります。この新しい一年もまた、変わらぬご指導とご声援をどうぞよろしくお願いいたします!
代表取締役 樋口繁樹
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