マンション再生奮闘中日記

昨年春から取り組んでいる仕事の一つに、とある沖縄のマンション再生事業があります。
当の仕事現場というのは、1966年に竣工し1972年に増築した鉄筋コンクリートブロック造の建物です。沖縄の日本返還前の建物ということになります。定期的な大規模修繕工事などのメンテナンスを行っていなかったこともあり、最上階の4階は天井の構造体が劣化して落下し室内にコンクリートの塊が積もっている住戸(もちろん空室)もあるくらい、ひどい劣化状態です。
「マンション再生法」に則って進めて行くのですが、再生事業の途中で外壁剥落などにより通行人や居住者に事故が起きると大事なので、今現在は道路に面した外壁面を落下防止用のネットで覆っています。約1年後を予定している解体更地化までチーム一丸となって走り抜いていきたいと思っています。
沖縄といえば平成22年~平成29年まで通ってのマンション建替え案件がありましたので、8年ぶりの仕事です。でも沖縄(特に那覇市)も福岡と同様に大きく変わっていました。新築マンションの価格がなんと当時の3倍!航空券も2倍、宿泊費も2倍。でもそれも痛いのですが、個人的には那覇市役所の食堂が無くなったのが一番痛いです。
2階のテラスと一体化した開放的な食堂で、ゴーヤチャンプル定食やみそ汁定食など、沖縄ならではのメニューが好きで、市役所に用事がない時も立ち寄っていました。
‘孤独のグルメ’ではないけれど、出張先のお昼ごはんとか、夜の居酒屋とかは楽しみではありますね。経費削減でなかなか泊まれませんが…。
当時の組合理事会は、理事会はお昼の時間に集まって皆で食事を取りその後会議を始める、というのがパターンになっており、会ごとに理事さんがお店を決めてそこに集まるのですが、ファミレス含め色々なレストラン(時には喫茶店)で食事を頂きました。
今回はというと、これも市場の中の会議室で総会・理事会をやる関係上、時々終了後にやる懇親会では、市場で調達した練り物や乾きもので一杯、なんてこともあります。沖縄ならではの「モアイ」文化からきているのか、みんなが気心のしれた仲間になっていく感じがして、とても心地良い時間ですね。厳しい局面を乗り切っていくマンション再生現場も地域、県民性によって進め方に個性があるので、個々の現場の進め方に寄り添いつつ、方向性・軌道を作っていくのが楽しみな仕事でもあります。
というこことで、明日は午前7時発の那覇行きで日帰りという強行軍ですが、組合員関係者で美酒を飲めるよう、早起きしてレッツゴー!

代表取締役 樋口繁樹






