ラプロス流 免許皆伝~その23~
私、アラキの戸建てへの思いをつらねるこのコーナー、好評(自画自賛)のうちに23回目です。
■今回は、前回のラプレターの高齢者等への配慮の続きです。
住宅性能表示制度での高齢者等対策についてみてみます。
この制度では、高齢者等対策の5段階の評価基準として、「移動時の安全性の確保」と「介助のし易さ」の2つの視点があるとご紹介しました。実際の評価は具体的な部位について、定められた基準を満足しているかどうかで判定されます。以下にその部位ごとの考え方を簡単にご紹介します。
①部屋の配置
便所、浴室、玄関、洗面所、脱衣室、食事室のすべてが寝室と同じ階であれば等級5、便所だけ同じであれば等級3となります。2階建ての家をどのような設計にするのか、どの階に何の部屋を配置するかを十分に考えないといけません。
②段差
無いに越したことはありません。評価制度ができたおかげで、ユニットバスも床段差なしが当たり前になりました。玄関やベランダへの段差にも規定があり、手すりの設置を併用することもあります。
③手すり
階段には建築基準法によって手すりの設置が必須となりました。廊下、トイレ、浴室は、最初から手すりを設置せずに、将来取り付けられるように下地のみを設けることもあります。が、下地が無くても手すりの設置は可能ですので、日曜大工の得意なアラキとしては、あまり考えなくてもよいのではないかと思ったりもします。
④通路、出入口の幅
750 ミリ以上を確保しているかどうかがひとつの判断基準となっています。けれども、トイレの扉をそんなに大きくすると、開いた時にかえって邪魔になります。トイレに車イスごと入らないといけないようであれば、トイレの広さそのものも拡げないといけないと思いますので、トイレに限って言えばやや過剰ではないかとアラキは思います。ちなみに、室内用車イスは幅 550 ミリのものや、もっと小型のものもあります。日常の使い勝手も考えて判断されてよろしいかと。
⑤転落防止
2階以上の窓やバルコニーに設置する手すりには、高さの規定があります。床から 1100ミリ以上が基本ですが、足がかりがあれば注意が必要です。小さな子どもがいるご家庭では、足がかりになるような家具や簡単に移動できる物などを窓やバルコニー近くに置かないようにお気をつけください。
⑥寝室、便所、浴室の広さ
介助をする上では、介助者が動くスペースが必要です。広いに越したことはありません。寝室で推奨されている広さはなんと8帖くらいになります。アラキ家の寝室は5帖ほどしかありませんが、寝るだけの部屋なのでこれで十分な広さなのですが…。
以上、簡単にご紹介しましたが、家を新築するときに、将来の身体の機能低下に備えて配慮することも必要ですね。
2階にもトイレをつくるのか、8帖の寝室を1階に設けるか、それとも平屋の家を建てる広い敷地を買うか…全部を満足すればコストもかかります。 将来に備えるのも大切ですが、どのような生活をしたいか、どんな家族でありたいのかを実現する家づくりをしたいですね。
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