2018年5月のメッセージ

『 一人一花運動のこと 』季節の花1Fロビー -top

 

 皆さんは今年2月から福岡市が取り組んでいる「一人一花」「一企業一花壇」運動のことを御存知ですか?

私は市政だよりを読んで知ったのですが、転入人口や国内外観光客の多い福岡・博多の街、縁あって訪れた皆さんを市民としておもてなしの心で迎え、この街を一層好きになってもらおう、そしてさらに福岡を魅力的な街にしていこう!という官民一体となった取り組みの事です。とても素晴らしい運動だと思います。

 そもそも福岡市は海も山も川も30分程度で遊びに行ける住みやすい街として知られていますが、市内中心部に大きな公園や緑地帯が案外少ないですよね。

大濠・舞鶴公園、警固公園、天神中央公園など都心部にはいくつか緑地公園はあっても、少し郊外の住宅街に足を延ばすとポケットパークやゲートボール場はあっても、まとまった花や緑の多い公園が少ないな~と思っておりました。

東京などは江戸の時代から大都会として発展していく中で、関東平野が広いゆえにおそらく意図的に緑地を残してきたのでしょうか、花や緑の多い憩いのスポットは案外あちらこちらにあります。札幌などは中心部の大通公園は中央分離帯自体が遊歩道公園として市民や観光客に親しまれ、雪祭りにも利用されています。仙台は『杜の都』と呼ばれるくらいで言わずもがなです。

 そういった中での行政の取り組みでしょうね、ラプロスとしても新年度から何らかの形で是非参画したいと考えております。

 実は当社が入っている日之出福岡ビルの大家さんは正月の門松に始まり、春には桜、夏には向日葵、クリスマスには樅の木のツリーなど季節の旬な花や木を1階ロビー・風除室にすごく大きなサイズで飾ってくださいます(写真)。

家主さんの心意気と粋な感性が伝わってきて、見るたびに嬉しくなります。

 天神のど真ん中を車で右折する際、渡辺通の中央分離帯の植栽ゾーンに咲いている色鮮やかなパンジーやチューリップにふと心が和んだり、優しい気持ちになることがあります。

個人としてうちの家人は忙しい時であればあるほど、意識的に家の中の要所に生花を挿します。私自身に生け花の心得やセンスはないのですが、花を美しい、きれいと愛でる気持ちは、心得とかセンスに関係なく万人に共通の感性だと思います。

思い起こせば田舎で育った私は小学校の時にたまに母から我が家の庭に咲いた花を数本切り花にして新聞紙にくるみ、学校に持っていかされておりました。でもそれは我が家だけでなく、友達の家も特に当番が決まっているわけでもないのに、かわるがわる持って行って、教室の花瓶に花を飾っていたことを思い出します。

 皆さんもぜひこの一人一花運動に積極的に取り組みませんか?別に福岡市役所に借りはありません…素直に良いと思うことをお勧めしているだけです。(^^)  

 

社長 

代表取締役 樋口繁樹

 

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