2022年9月のメッセージ

『 猛暑酷暑には涼しいお話しを少しだけ 』

この原稿を書いている8月初旬、福岡では今日まで7日連続最高気温35℃以上の猛暑日が続いています。ちなみに昨日は朝9時~夜9時まで30℃以上でした。7月の最高気温をちょいと調べてみますと、1ヶ月のうち最高気温30℃未満はわずか1日、ということは30℃以上が30日、そのうち何と6日間35℃以上の猛暑日がありました。

自分の身は自分で守らなきゃ、ということで頭のてっぺんの天然傘?密度の薄い僕としては、3年ほど前に家人に男性向け晴雨兼用日傘を買ってもらったのですが、去年までは年1~2回しか使ったことがありませんでした。今年は毎日鞄に入れて外出しております。水分補給用の650mlの増量麦茶も入っており鞄が重くて大変です!

僕の実家は日本三大霊山の一つ英彦山の麓、標高500m位のところにあり、裏に遠賀川の支流の彦山川のさらに支流の名前のない川(僕は「裏の川」と呼んでいます)が流れています。高校を卒業するまで住んでいましたが、エアコンが無くても扇風機とうちわと簾と打ち水程度で夏が過ごせました。僕の部屋は2階の和室でしたが、昼はさすがに直射日光が直撃でモワーっとするので扇風機の前に氷をたんまり入れたバケツを置き、気分だけ涼しく(実際も少し涼しくなりました…)過ごしていました。もちろん窓を開けて寝るわけですが、明け方になると冷気が入ってきて薄い夏布団では少し寒いな~、なんて感じることもありました。

さすがに僕が社会人になった頃にはエアコンを付けましたが、給湯器は母が亡くなった後まで付けておらず空配管のままで、ひねってもお湯の出ない赤マークのついた蛇口が洗面所、台所、浴室(外からガスバーナで沸かす風呂)にありました。母が「要らん!」と父に言っていたそうです。冬の朝など顔を洗うと一発で目が覚めていました。(これも涼しい話の一つと思って下さい~)父が一人暮らしになった後、電気温水器をプレゼントしたら、「冬は助かる。良うなった、良うなった。」を連発していましたが、何でもっと前に二人で暮らしていた頃に付けなかったのか…ちょっと後悔しました。

英彦山の実家の納涼アイテムは縁台、風鈴、よしず、麦茶、スイカ、カルピスを製氷皿で凍らせる安上がりシャーベットもお気に入りでした。そういえば数年前、わが家のマンションに夏の間、窓のカーテンレールに伊万里で買った風鈴を付けていたこともあります。結構いけますが、今年の猛暑には無理でしょう、窓を開けるとクーラーの室外機の熱風まで入ってきて換気タイムは5分と持ちません。

あとはやはり怖い話でしょう。子供の頃はお盆にいとこたちが泊りに来るので、夜はTVで怪談シリーズを観た後に、直方の従弟が犬鳴峠の怪談話(「犬鳴村心霊スポット」でネット検索できますよ)で盛り上げ、その後ゲーム(トランプ?)で負けた者が真暗な夜道を懐中電灯照らして近くの店(といっても300mくらいはあり、途中に街灯は2つくらいしかありません)の前の自動販売機でジュースを買いに行く<肝だめし>なんかやったりして。

ま、そうは言っても「暑い日は暑いものだ!」と割り切って熱中症に気を付けつつ、夜になってクーラーの効いた部屋で缶の生ビールを飲む!これに勝る納涼は見つからない今日この頃です。汗をかくからビールが美味しいわけで…。ま~仕事で冷汗はかきたくありませんがね~(^^)

代表取締役 樋口繁樹

 

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