目は大切にしましょう!

高校2年頃から目が悪くなり眼鏡をかけるようになりました。左目がぼやけて黒板の字が見えづらくなり、眼科で仮性近視と診断され目薬で治療を試みますが復活せず、以降眼鏡人生を歩み始めます。眼鏡をかけた初日は遠近感がつかめず、部活ではテニスボールを空振りしてしまったり・・・。しかし人間の目の適応力は凄いもので2〜3日で遠近感は慣れました。その後も視力0.7〜0.3と徐々に近視は順調に?進行し、左目につられて右目も視力は落ちていき、社会人になるころは、0.1を切る立派な‘ど近眼’になっておりました。家系にど近眼はいないのですが、やはり生活習慣ってやつですかね〜。
ど近眼といえば昔は牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけてなきゃいけなかったのですが、技術の進歩は素晴らしく、ガラスからプラスチックへどんどん軽くなり厚かったレンズも薄くなり、で冬場おでん屋に立ち寄った時にレンズが曇るのが不便なくらいで、日常生活には問題ない状況が長く続いておりました。
さすがに50才を超えたあたりから、目がかすみやすくなり度数の調整では効かなくなり、眼科で診てもらうと右目が白内障と診断されました。聞くと近眼の人は白内障に早めになる人が多いとのこと。手術するなら両目とも白内障になったタイミングが良い、と薦められ2〜3年はそのままにしていたら左目もモヤっとして肩が凝るようになり、5年前のコロナ第1波の感染拡大中の頃、両目とも手術に踏み切りました。手術した方に、正面からブスっと麻酔注射を打たれて目を固定されて・・・みたいなことを聞かされていたので正直ビビッていたのですが、点眼液の麻酔薬の後はずっと水を流された様に目の前がぼやけた状態のまま、痛みも変な違和感もなく、15分ほどで手術は無事終わりました。右目、左目を1週間空けて両目とも終わった後にはくっきりの視界良好で感動しました〜。
しかし、最近ここ1年くらいでまたモヤっと感が出てきてしばらく様子を見ていましたが、仕事にも支障をきたしそう(パソコン画面、新聞が見えづらい)になったので、手術した眼科に掛かると、後発白内障と言われました。白内障手術を受けて数年して水晶体嚢の後ろ側が濁ってくる症状らしく、白内障手術受けた人の2割くらいがかかるそうです。簡単な10分程度のレーザー手術で治ります、とのことだったのですぐに予約し、昨年末に両目とも1日でしてもらいました。家人からは、2日に分けて手術したら保険金が2倍出たのに!と後で言われましたが後の祭り・・・。というか一日でできることを二日に分けてはしないだろ〜。
ってなわけで今は再び視界良好ですっきりしております。現代医学にシゲキ感激!というお話でした。

代表取締役 樋口繁樹