2025年7月のメッセージ

新池のカモたちは何処へ?

らぷれたー

 今年はカモの姿が全然見られませんでした。わが家の近くの新池の話です。例年GW前後の時期は雛鳥を数匹従えて母親鴨がスイスイと泳ぎ回っているのですが、今年は雛鳥どころか、カモ自体がいない(来ない?)のです。いつも同じ時間帯にウォーキングや犬の散歩をしている人たちともその話題が挨拶代わりになっています。何が起きたのでしょうかね?

 渡り鳥なので夏になると移動していなくなることは毎年のことでしたが、今年は冬もほとんど見かけませんでした。いてもオス2羽だけとか・・・。例年は年が明けると発情期がやってきて、オスは鮮やかな緑色を含む目立つ色になり、求愛の鳴き声でにぎやかになります。オス同士でメスの取り合いをしたりしながら、カップルが少しずつできていきます。そして産卵のためにツクシオオガヤツリの一群のなかに入っていき、孵化すると母鴨がかわいい生まれたての雛鳥を従えて、サザエさん一家のように連れ立って池に姿を現します。朝のウォーキングで毎年その姿に癒されほっこりとした気持ちになります。

 餌がなくなったから来なくなった→ということはないと思います。そのくらいパンとかを持って必ず餌をやりに来る方の顔をこちらも覚えているくらいですから。

 敵が多くなったから来なくなった→考えられるとしたらミドリガメの繁殖でしょうか?大きくなったカメは水面を泳ぐ雛鳥の足を池の中に引きずり込んで餌食にしてしまいます。でも甲羅干しをしているカメがそこまで急速に増えたようにも見えません。野良猫が増えたということもありません。むしろ減っている方です。

 地球温暖化と連動して生態系も変化していることは、それぞれの漁場でとれる魚の種類が大きく変わったなどとニュースで観たりもしますが、近くの新池の生態系も変わりつつあるのでしょうか?池の一角を占めるツクシオオガヤツリは福岡城内の堀にあるものは天然記念物になっているらしいのですが、時代を超えて今の新池のツクシオオガヤツリも生き残ってカモちゃんたちも戻ってきてくれないかな〜と願う今日この頃です。

代表取締役 樋口繁樹

 

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