WBCに熱狂!秋にはラグビーワールドカップ
3月22日、WBC(ワールドベースボールクラッシック)決勝の日は日本中が沸き立ちました!何せTV視聴率が関東地区で一次ラウンドからの計7試合すべて40%超えというのですから。今の多様な媒体の中でこの視聴率、これにはびっくりです。サッカー人口は増える一方、野球人気は凋落気味…などと言われておりますが、今回の準決勝、決勝の感動はスポーツのジャンルを超えてドラマをも上回る劇的なシーンの連続で日本いや参加国すべての野球人気の底上げに繋がりそうな予感すらします。
準決勝のメキシコ戦は祝日でしたので、朝からライブ中継でTV観戦しましたが、吉田選手のライトポール際同点スリーランと最終回の村上選手の逆転サヨナラツーベースには本当に泣けました。(行ったことないけど)スポーツバーにでも行っておけば感動を共有できたのに残念!
会社を運営する立場として、サッカー日本代表の森保監督に続き、栗山監督の記者会見や采配にも凄く興味を持ちました。まさに信頼して任せる、を体現した監督ぶりでした。選手が主人公、実績が十分でかつ代表を志願し、世界一を勝ち取りたいと切望するメンバーをすべて足で歩き声をかけて自ら集め、おぜん立てをしたらあとは任せる。この度量とかつ緻密さとともに、世代的にコミュニケーションギャップのありそうな20代前半から後半の主力選手との抜群の信頼関係。各チームから選手を預かって代表チームを短期間の合宿で同じ目標を共有できる(同じ絵を見る)チームに仕上げ、しかもベスト8以降はトーナメントで負ければ夢は潰えるガチンコ戦で、結果次第で歓喜、またときには失意の敗北のどちらかが待っている、というプロスポーツの国対抗世界一を決める真剣勝負の世界。勝つために最善の方法と言いながら非情と信頼の間を揺れ動くゲーム展開。準決勝メキシコ戦では吉田選手のホームランがなければ、村上選手に代打山川選手が送られる準備がなされていたそうです。ホームランで塁上が一掃されたからこそ、村上選手がそのまま出場し、運命の9回裏無死ランナー1,2塁の場面が巡ってきた。しかもこの時も送りバントでランナーを進めるために牧原選手が準備していたのだと。
運を引き寄せる決断と、その決断で野球の神様を味方につけるためにいかに個々の選手の長所を理解しコミュニケーションがとれているか、そこをコツコツと不断の努力でマネジメント力、人間力を高めてきたのが栗山監督の凄みなのだと思います。(参考「致知」「Sports Graphic Number1070号」)
秋には4年ぶりにラグビーワールドカップです。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ率いる日本代表の活躍を期待し、今から楽しみでしょうがありません。
(追記)
うちのマンションの裏山で毎年タケノコを掘ってお裾分けを頂いている現在2回目となる大規模修繕委員会のI委員長、また今年もまた4本もありがとうございます!あく抜きをしている写真を季節の風物詩として載せて今号を締めたいと思います。では皆さんまた2ヶ月後にらぷれたーでお会いしましょう!
代表取締役 樋口繁樹
この内容に関連した記事:
関連した記事はありません。